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2009年度「特別資料コーナー」
開港と近代歯科医学
会期:2009年11月3日(火)〜12月23日(水)
横浜は、日本で初めて西洋歯科医学がもたらされた地です。横浜市中区の神奈川県歯科医師会「歯の博物館」は、歯に関する様々な資料を収集し、公開しています。今回、同博物館のご協力により、特別資料コーナーにて、「開港と近代歯科医学」展を開催します。約8週間の会期を4分し、4つのテーマで歯科医学近代化の歴史をたどります。
- 江戸・明治時代の歯みがき(11月3日〜同15日)
- お歯黒(11月17日〜同29日)
- 歯痛(12月1日〜同13日)
- 近代西洋歯科医の登場(12月15日〜同23日)
→館報「開港のひろば」第106号 特別資料コーナー開港と近代歯科医学
手のひらの中の小さなカンバス
会期:2009年9月8日(火)〜11月1日(日)
長者町の西洋映画専門館「オデヲン座」は、1936(昭和11)年4月冷暖房完備の鉄筋コンクリート造に新築されました。そして、リニューアル後約1年間にわたり、小島一谿(こじまいっけい)・中島清之(なかじまきよし)・松島一郎・加山四郎・佐藤敬(さとうけい)ら新進画家の絵がプログラムの表紙を飾ります。その多くは横浜の名所や風俗を描いたものでした。
映画が娯楽の王様として君臨し、映画館が独自でプログラムを作成して内容を競う時代。プログラム「オデヲン座ウィークリー」の小さなカンバスに描かれたモダン都市横浜を紹介します。
横浜開港50年祭の記念品
会期:2009年7月1日(水)〜8月30日(日)
今からちょうど100年前の明治42(1909)年7月、横浜の街は開港50年祭で一色となりました。様々な趣向を凝らした余興が繰り広げられ、イルミネーションが夜の街を照らしました。5日間で約20万人を集めたこのイベントは、「空前絶後の祝祭」と言われました。また、記念祭に併せて、横浜市歌と浜菱(横浜市のマーク)も作成・制定されました。
特別資料コーナーでは、横浜開港50年祭に関わる以下のような記念品を展示します。
- 開港50年記念の徽章(記念式典で関係者に配られた徽章)
- 開港50年記念のカフスボタン
(今回初めて見つかった記念品。徽章と同じように、記念式典で配られたものであろう 添田和衛氏所蔵) - 横浜市歌を記した扇子(複製)とその引換券
- 横浜開港史料展覧会の入場券
- 浜菱入りの真葛焼の湯呑み
- 開港50年記念の絵葉書など