横浜開港資料館

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横浜の歩みと開港資料館

  • ハイネ「ペリー横浜上陸図」
  • 波止場の入口 明治中期

横浜開港資料館は、開港百年を記念して編さんされた『横浜市史』の収集資料を基礎に、1981(昭和56)年に開館しました。当館が建っている場所は、1854(安政元)年に日本の開国を約した日米和親条約が締結された場所で、当館の中庭にある「たまくすの木」は条約締結の時からあったと伝えられています。日米和親条約締結後、日本の国際化は急激に進みましたが、1859(安政6)年には横浜が開港し、この町は日本を代表する貿易都市になりました。当館は、この間の横浜の歴史を明らかにすることを目的に設立され、関係資料を収集し展示するとともに、閲覧室で広く市民や研究者に資料を公開する活動をおこなっています。

来年度、横浜は開港して160周年を迎えますが、開港以来、横浜には多くの外国人が住み、この都市では国際交流の歴史が繰り広げられました。1899(明治32)年には外国人居留地が撤廃され、外国人は国内のどこにでも住めるようになりましたが、その後も横浜は日本最大の貿易都市として発展を続けました。2020年には東京でオリンピック・パラリンピックが開催され、多くの外国人が来日することが予想されています。また、これをきっかけに横浜を舞台にした国際交流の歴史にも注目が集まると考えられ、当館では幕末から昭和初年までの横浜の歴史をさまざまな媒体を利用して発信していきたいと考えています。

かつて横浜は関東大震災と横浜大空襲によって市街地中心部が大きな被害を受け、横浜の歴史を伝える貴重な資料を失ってしまいました。我々は失われた資料に代わる古記録・古写真・新聞・絵画などを求めて国内はもとより外国からも資料を収集してきました。今後もこうした活動を続けるとともに、次の世代に収集資料を引き継いでいきたいと思っています。

館長 西川武臣

横浜港湾 1910年代

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