横浜開港資料館

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What's New「これからの予定」

これから開催予定の展示はつぎのとおりです。

日米和親条約170周年記念特別展
外国奉行と神奈川奉行
―幕末の外務省と開港都市―

日米和親条約170周年記念特別展 外国奉行と神奈川奉行
△PDFファイル(1.4MB)

令和6年(2024)は、安政元年(1854)に横浜で日米和親条約がむすばれてから170周年にあたります。この条約の締結によって、日本は欧米諸国と恒常的に外交をおこなう必要に迫られ、幕府は安政5年(1858)外国奉行(外国方)を創設します。一方、開港された横浜には神奈川奉行が置かれることになりました。

外国奉行と神奈川奉行の研究・展示は、これまでほとんどおこなわれてきませんでした。外国方(外国奉行)は外務省の前身にあたる組織で、幕末の厳しい国際環境のなか、幕府外交のかじ取りを担います。一方、神奈川奉行(所)は神奈川県(庁)の前身機関で、開港場周辺の行政をおこないつつ、居留地で外国人との折衝も担当したのです。このふたつの組織の検討は、近代の日本外交のルーツを考えるうえでひじょうに重要です。

今回の展覧会では初公開となる歴史資料も展示しつつ、ふたつの組織に関係した幕末の「外交官」たちの姿や開港都市横浜の様相を紹介します。

◎会期

2024年9月21日(土)〜11月24日(日)

Part 1「外国奉行―幕末の外務省」:9月21日(土)〜10月20日(日)

Part 2「神奈川奉行―開港都市を治める」:10月26日(土)〜11月24日(日)

*Part1・2では展示資料全点が入れ替えとなります。

10月22日(火)〜25日(金)は展示替えのため特別展はご覧いただけません。

◎休館日

毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は翌火曜)

◎会場

横浜開港資料館企画展示室

関連事業等詳細につきましては、決定しだいお知らせします。

外国奉行・神奈川奉行たち 「文久遣欧使節肖像写真」当館蔵
前列左:外国奉行竹内保徳、前列中央:外国奉行・神奈川奉行松平康直、前列右:神奈川奉行京極高朗、後列左:外国奉行柴田剛中、後列右:通詞森山多吉郎。(役職は撮影時点のものとは異なる場合がある)

外国奉行・神奈川奉行たち 「文久遣欧使節肖像写真」当館蔵

初代駐日アメリカ総領事タウンゼンド・ハリス 当館蔵
本展示で初公開となる。ハリスの肖像写真(原資料)は日本国内ではほとんど所蔵がない。

初代駐日アメリカ総領事タウンゼンド・ハリス 当館蔵

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