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2024年度
ペリー横浜来航170周年記念ミニ展示・パート2
ペリーから伝わったモノたち
【会期】2024(令和6)年5月17日(金)〜8月15日(木)
【会場】横浜開港資料館新館2階 ミニ展示コーナー
今年(2024年)は、幕府がペリーと日米和親条約を締結してから170周年にあたります。嘉永6年(1853)6月3日、アメリカ合衆国東インド艦隊司令長官マシュー・ペリー率いる艦隊(黒船)が日本を開国するために浦賀に来航し、久里浜にてアメリカ大統領からの国書を幕府に渡します。
翌安政元年(1854年)1月11日に再びペリー艦隊が来航します。2月10日、ペリー提督一行は条約交渉のために横浜に上陸し、3月3日に日米和親条約が締結されました。
条約交渉のためにペリーは日本側に贈る数々の品を用意して来ました。遠征後に刊行された『ペリー艦隊日本遠征記』にはアメリカから幕府に贈られた品々を渡す場面が描かれています。日本人たちはこれまで見たことのない当時の最先端技術や珍しい品々に大変驚かされました。そうした品々は『遠征記』に日本側への贈り物リストとして掲載されています。
ちなみに、当館にはペリーから伝わったという資料を収蔵しています。これらのモノたちは、日本人とペリーと交流があったこと、横浜とペリーとのつながりを伝えてくれています。今回のミニ展示パート2では、ペリーから贈られたモノたちを紹介します。