横浜開港資料館

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閲覧室でご覧になれる資料「書家文書」

【か行】

金井佐衛樹家文書 (寄託)

【解説】金井家は、旧久良岐郡六浦荘村(現金沢区)の村会議員を務めた家である。六浦荘村会議案やペリー来航時の記録の写本、幕末からの祝儀帳・香典帳、六浦荘峠戸主会の「決議録」、昭和期の塩田埋立工事の関係書類、侍従川埋立工事関係書類、軍隊教本などがある。
【寄託者】金井佐衛樹氏
【総数】513点
【年代】天保期〜1967(昭和42)年
【閲覧】原資料
【検索】「金井佐衛樹家文書目録」

神奈川県乾繭販売農協連旧蔵文書〔2011.7.12公開〕

【解説】養蚕家みずからが生繭を火力で乾燥・殺蛹し、販売する産繭処理方法は、製糸家による購繭活動が不活発な地方でみられた。都筑郡乾繭販売利用組合は産業組合法にもとづき、1928(昭和3)年長津田に設立され、戦時・戦後の統制期をへて、1950(昭和25)年農業協同組合法にもとづく神奈川県乾繭販売農業協同組合連合会として再編された。当該文書はその資料であるがそのほとんどは戦後が占める。
【寄贈者】石井憲保氏
【総数】269点
【年代】1928(昭和3)年〜1985(昭和60)年
【閲覧】原資料
【検索】神奈川県乾繭販売農協連旧蔵文書目録

神奈川奉行所支配組頭星野金吾関係資料

【解説】開港場とその周辺地域を支配した神奈川奉行所の支配組頭を務めた星野金吾家に代々伝わった文書。神奈川奉行所に関する文書は含んでいないが、親類書、幕府からの申渡などがある。この他、当館蔵「五味文庫」中に、神奈川奉行所時代の星野の手控えや地図など6点が含まれている。
【総数】16点
【年代】1659(万治2)年〜1860(安政7)年
【閲覧】原資料
【検索】「神奈川奉行所支配組頭星野金吾関係資料目録」

神奈川宿本陣石井家文書

【解説】江戸時代に神奈川宿の本陣を務めた石井家の文書記録類。神奈川宿は、市域最大の東海道の宿場で、交通・流通の拠点であった。石井家文書は、こうした神奈川宿の江戸時代から明治初年の様子を現在に伝えるものである。文書の内容は多岐にわたるが、大名などの休泊記録、道普請の記録、御触書の控えなどが多数ある。また、神奈川宿は、東京湾の漁業の拠点のひとつでもあり、明治10年代の漁業組合関係の文書もある。さらに、江戸時代後期の当主の日記は、宿場住民の実態を伝える貴重な記録である。
【原蔵者】神奈川県立公文書館
【総数】約1,000点
【年代】1667(寛文7)年〜1910(明治43)年
【閲覧】複製本(Ca5-02.3)
【検索】「神奈川宿本陣石井家文書目録」(『横浜市史料所在目録 6』) 
【備考】梶川武・青木美智男校訂『東海道神奈川宿本陣石井日記』(みしま書房、1985年)

樺山久舒関係文書

【解説】薩州佐土原藩家老の樺山家の文書記録。中心は幕末期藩外交の責任者として活躍した久舒(舎人、1832〜1912)の関係資料で、幕末国事関係資料や、履歴、相続等嘆願、叙勲など維新後の樺山家に関わる資料がある。他に、戊辰戦争時に用いた東海道先鋒の袖章などがある。
【原蔵者】遊川房子
【総数】168点
【年代】元禄期〜大正期
【閲覧】複製本(Ca5-04.5)
【検索】「樺山久舒関係文書目録」
【備考】当館編『よこはま人物伝』(神奈川新聞社、1995年)

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