横浜開港資料館

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閲覧室でご覧になれる資料「書家文書」

【あ行】

赤尾彦作関係資料

【解説】明治から昭和期にかけての横浜の政治家、赤尾彦作(1867〜 1953)の関係資料。1893(明治26)年市内に弁護士を開業、1902〜1942(昭和17)横浜市会議員、この間1917(大正6)〜1920年衆議院議員(立憲政友会)を務めた。市内政友派勢力の指導的人物で、民政派の三宅磐と共に大正末から昭和戦前期にかけて横浜の「協調市政」時代を作った。戦後は監査委員を務め、大正から昭和戦後期にかけて横浜市政に関わった長老政治家である。資料は、書簡、辞令、褒賞、新聞雑誌など。書簡の一部は翻刻されている(備考参照)。
【原蔵者】赤尾亀代
【総数】 171点
【年代】明治末〜昭和期
【閲覧】複製本(Ca5-09.3)
【検索】「赤尾彦作関係資料」(『紀要』18)
【備考】大西比呂志・曽根妙子「赤尾彦作略歴/赤尾彦作宛書簡集−昭和編/同目録」(『市史研究よこはま』5号、1991年)、荒敬監修「赤尾亀代氏談話録」(『市史研究よこはま』5・6号、1991〜1992年)、吉良芳恵「赤尾彦作宛書簡集−大正編」 (『紀要』9)、大西比呂志『横浜市政史の研究』(有隣堂、2004年)

足立洋家資料 (寄贈)

【解説】都筑郡川島村(現保土ヶ谷区)の旧家足立家の文書。明治末の火災のため、資料は殆どが大正・昭和戦前期に属する私文書である。文書記録77点のほか、昭和天皇・皇后写真及び冷蔵庫(非公開)がある。
【寄贈者】足立洋
【総数】79点
【年代】明治期〜昭和期
【閲覧】原資料
【検索】「足立洋家資料目録」

新井宏家文書 (寄託)

【解説】江戸時代に久良岐郡根岸村(現中区)旗本小浜氏領の名主、明治初年に同村の戸長を務めた新井家の文書記録類。江戸時代の村方文書、明治初年に作成された戸長役場関係文書を含んでいる。また、明治後期の新井家の経営帳簿と江戸時代後期から昭和30年代に新井家が集めた和本・刊本がある。
【寄託者】新井宏
【総数】約730点
【年代】1688(元禄元)年〜1962(昭和37)年
【閲覧】複製本(Ca5-04.2)、原資料(版本および追加資料のみ)
【検索】「新井宏家所蔵文書目録」 「新井宏家所蔵文書(版本)」

新井家文書

【解説】江戸時代に久良岐郡根岸村(現中区)名主を務めた新井家の文書記録類。根岸村は、元禄10(1697)年から幕府と複数の旗本の支配を受けたが、この内、同家は旗本菅谷家が支配する知行所の名主であった。同家文書には、江戸時代の土地台帳、年貢関係の文書が、多く含まれている。なお、前掲の新井宏家は、旗本小浜氏が支配する知行所の名主であり、同じ新井を名乗るが、別々の家である。
【原蔵者】神奈川県立公文書館
【総数】約750点
【年代】1675(延宝3)年〜1912(大正元)年
【閲覧】複製本(Ca5-04.3)
【検索】「新井家文書目録」

新井家資料 (寄託)

【解説】新井家は、16世紀初めに相州三浦郡新井城から武州久良岐郡根岸に移住した一族十七人の一人、太左衛門を先祖とする旧家。主な資料として、小学校の卒業証書・書状がよく揃っている。また、写真の中には、明治40年頃の和船と根岸海岸、小学校の卒業記念など貴重なものがある。
【寄託者】八巻千代子
【総数】133点、及び古写真
【年代】明治期〜昭和期
【閲覧】原資料、一部複製
【検索】「新井家資料目録」

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