横浜開港資料館

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閲覧室でご覧になれる資料「書家文書」

【ら行】

雷電為右衛門関係資料

【解説】江戸時代後期に活躍した関取雷電為右衛門に関する資料。雷電は現在の長野県東部町の出身で、資料は雷電が郷里に送った書簡と相撲番付などである。これらの資料は、横浜市史編集室から当館が引き継いだが、旧市史編集室が所蔵するようになった経緯は不明である。
【総数】21点
【年代】1805(文化2)年〜1822(文政5)年
【閲覧】原資料
【検索】「相撲関係資料目録(雷電為右衛門関係資料)」

李徳成家文書(寄贈)

【解説】横浜生まれの華僑2世、李徳成(1897−1976)の関係文書。李家のルーツは中国広東省南海県。西洋料理のコックである父・李貴昌は1870年頃に横浜にやってきた。李家は戦前には中華街で西洋料理店の金海亭を営み、李徳成は東京駅前丸ビルの花月食堂で西洋料理のコックとして働き、戦後は中華街で中華料理店を営んだ。李徳成家文書には1900年代の家族写真や太平洋戦争中の衣料切符・滞邦許可書・居住労働許可書・空襲罹災証明書などが含まれ、戦時中の横浜華僑の暮らしの一端などを伝える貴重な資料である。
【寄贈者】黎啓榕氏
【総数】30点
【年代】1900年代〜1947年
【閲覧】原資料(一部写真は複製)
【検索】「李徳成家文書目録」
【備考】伊藤泉美「横浜華僑・李家の肖像」『開港のひろば』135号(2017年2月)
伊藤泉美「李徳成家文書に見る戦時下の横浜華僑の暮らし」『横浜ユーラシア文化館紀要』第12号(2023年3月)

凌蔭堂家関係資料 (寄贈)

【解説】山下町に貿易商・廣信祥を経営する凌家の資料。廣信祥は先々代凌伯_氏が開業し、米やニッキ・ゴマなどの天産物を輸入した。資料は、籐家具の材料の輸入元である香港の廣裕泰のチラシと商標(いずれも複製)や、中華民国留日学生証などの身分証などからなる。
【寄贈者】凌蔭堂
【総数】8点
【年代】1920年代〜1972(昭和47)年
【閲覧】原資料
【検索】「凌蔭堂関係資料目録」
【備考】伊藤泉美「横浜華僑のルーツ」(『ひろば』47)

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