横浜開港資料館

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閲覧室でご覧になれる資料「書家文書」

【あ行】

内田泰三家文書 (寄贈)

【解説】内田家は戸塚宿本陣を務めた家である。現存する文書は、先代で昭和初期に二度戸塚町長を務めた隆三氏の「雑記控」(演説草稿集)、日記(1934年・1940年)の3点のみであるが、工業地区として変化する戸塚の動向を知らせる貴重な情報が含まれている。
【寄贈者】内田泰三
【総数】3点
【年代】1926(大正15)年〜1940(昭和15)年
【閲覧】複製本(文書21)
【検索】「内田泰三家文書目録」

梅田義信関係資料

【解説】第三代横浜市長梅田義信(1848〜1902)の関係資料。市長時代の名刺、家系。
【原蔵者】梅田信行
【総数】2点
【年代】弘化4(18479年、明治期
【閲覧】複製本(文書47)
【検索】「梅田義信関係資料目録」
【備考】「本市歴代市長等関係資料調査報告」(『紀要』8)、当館編・刊『波乱の半世紀』(1990年)

遠藤於菟旧蔵建築資料〔2016.12.1公開〕

【解説】鉄筋コンクリート建築の先駆者として知られる建築家遠藤於菟(1866〜1943)の旧蔵資料。遠藤は帝国大学工科大学造家学科(現・東京大学工学部建築学科)を卒業後、横浜正金銀行本店本館(1905年竣工)の現場監督などを経験したのち独立し、三井物産横浜支店(1911年竣工)や横浜生糸検査所(1926年竣工)などの設計を手がける。本資料は、工事写真を収めた建築写真帖、建築関係の図書・雑誌、三井物産横浜支店・同名古屋支店・明治大学の建設関係資料、その他の建築図面からなる。なお、図書・雑誌(全24点)については複製本に含まれていないため、閲覧を希望する場合は横浜都市発展記念館まで連絡されたい。
【原蔵者】横浜都市発展記念館
【総数】237点
【年代】1895(明治28)年〜1942(昭和17)年
【閲覧】複製本(文書109)
【検索】「横浜都市発展記念館所蔵 遠藤於菟旧蔵建築資料 資料目録」
【備考】青木祐介「遠藤於菟旧蔵建築資料目録」(『横浜都市発展記念館紀要』第1号、2005年)

大隈文書

【解説】早稲田大学図書館所蔵同文書の複製本。維新政府の外交・興業政策に携わり、立憲改進党・憲政党の結成、内閣を組織した政治家、また教育家である。その文書は日本近代史研究の基本史料であるばかりでなく、横浜の鉄道建設をはじめ、横浜港・都市基盤整備、横浜政財界との密接な関係を示す文書記録、書簡等が含まれている。
【原蔵者】早稲田大学図書館
【総数】807冊(複製本冊数)
【年代】幕末〜大正期
【閲覧】複製本
【検索】早稲田大学大隈研究室編『大隈文書目録補遺』(早稲田大学図書館、1952年)

大湖太一氏管理文書 (寄贈)

【解説】磯子区岡村の区有文書が主体であり、農業委員会が管理していたものを大湖氏の代に横浜市に寄贈されたものである。岡村戸長役場関係、岡村天満宮関係などが注目される。II行政資料の項も参照されたい。
【寄贈者】大湖太一
【総数】157点
【年代】1873(明治6)年〜1954(昭和29)年
【閲覧】原資料
【検索】「大湖太一氏管理文書目録」

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