キッズページ　横浜開港資料館

沖合（おきあい）いに見（み）えるのが、ペリー艦隊（かんたい）です。

船体（せんたい）を黒（くろ）く塗（ぬ）っていたので、黒船（くろふね）と呼（よ）ばれました。

ペリー艦隊（かんたい）は、石炭（せきたん）を燃料（ねんりょう）とする蒸気機関（じょうききかん）を動力（どうりょく）とする蒸気船（じょうきせん）と、風（かぜ）をうけてすすむ帆船（はんせん）でなりたっていました。

蒸気船（じょうきせん）は、船（ふね）の左右（さゆう）にある外輪（がいりん）をまわしてすすみました。しかし外輪船（がいりんせん）はそののち減少（げんしょう）し、水中（すいちゅう）のスクリューをまわしてすすむ船（ふね）にかわられました。

ペリーが２度目（どめ）に来航（らいこう）した時（とき）は、初（はじ）め７隻（せき）が姿（すがた）をあらわし、最終的（さいしゅうてき）に9隻（せき）の船（ふね）が来（き）ました。

来航（らいこう）した９隻（せき）は、次（つぎ）のとおりです。

【蒸気船（じょうきせん）】＊シェルガンは、炸裂弾（さくれつだん）を発射（はっしゃ）する大砲（たいほう）です。

サスケハナ：蒸気外輪船（じょうきがいりんせん）
ペリーが最初（さいしょ）に日本（にほん）に来航（らいこう）した時（とき）に乗（の）っていました。

ポーハタン：蒸気外輪船（じょうきがいりんせん）
ペリーが２度目に来航した時に乗っていました。

ミシシッピ：蒸気外輪船（じょうきがいりんせん）

【帆船（はんせん）】

マセドニアン：帆走船（はんそうせん）

サラトガ：帆走船（はんそうせん）

ヴァンダリア：帆走船（はんそうせん）

サザンプトン：帆走船（はんそうせん）・補給艦（ほきゅうせん）

レキシントン：帆走船（はんそうせん）・補給艦（ほきゅうせん）

サプライ：帆走船（はんそうせん）・補給艦（ほきゅうせん）

ちなみに、現在（げんざい）横浜港内（よこはまこうない）を運行（うんこう）する船（ふね）の大（おお）きさは、次（つぎ）のとおりです。

ロイヤルウイング

マリーンルージュ

大（おお）きさを比（くら）べると、蒸気船（じょうきせん）サスケハナやポーハタンは、客船（きゃくせん）ロイヤルウイングよりも少（すこ）し小（ちい）さく、帆船（はんせん）サラトガやヴァンダリアは、客船（きゃくせん）マリーンルージュくらいの船（ふね）だったことがわかります。

▼クリックすると、拡大画像（かくだいがぞう）をご覧（らん）いただけます。