横浜開港資料館

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閲覧室でご覧になれる資料「書家文書」

【さ行】

鈴木滋家文書 (寄贈)

【解説】百合根などの輸出向け球根栽培や天産物輸入を業とした鈴木薫花園の文書。外商ボーマー商会との契約書、輸出商社横浜植木株式会社の資料をふくむ「花卉生産関係」、「花卉関係賞状」、江戸期からの証文類を主体とする「その他」に分類整理されている。
【寄贈者】鈴木富美子
【総数】229点
【年代】1726(享保11)年〜1958(昭和33)年
【閲覧】原資料
【検索】「鈴木滋家文書目録」
【備考】港南の歴史発刊実行委員会編・刊『港南の歴史』(1979年)

鈴木太郎左衛門家関係資料 (寄贈)

【解鋭】都筑郡田奈村恩田(現青葉区)の同家文書。日露戦時の軍事郵便、1939(昭和14)年の市域編入、俳句関係など。
【寄贈者】池谷健治
【総数】37点
【年代】1882(明治15)年〜1939(昭和14)年
【閲覧】原資料
【検索】「鈴木太郎左衛門家関係資料目録」

鈴木登久治家文書

【解説】橘樹郡菅田村(現神奈川区)の旧家鈴木家に伝わるもので、寛永20(1643)年の年貢割付状をはじめとして、昭和期に至るまでの文書を含む。そのほとんどは、幕末期以降のものであるが、代々営んだ油絞経営文書のほか、横浜開港場に近接する地理的条件のなかで、茶園を開いて、加工場を設け、公家一条家の物産販売の権利を獲得し、また横浜の翁町・不老町に土地を持ち貸家経営を行うなど、積極的な経営姿勢をうかがう文書をふくむ。蔵書もある。
【原蔵者】鈴木喜晴
【総数】1,806点
【年代】1643(寛永20)年〜1932(昭和7)年
【閲覧】複製本(Ca5-02.1)
【検索】「鈴木登久治家所蔵文書目録」(『横浜市史料所在目録 6』)
【備考】西川武臣「19世紀後半の横浜近郊農村における商品流通」(老川慶喜・大豆生田稔編『商品流通と東京市場』、日本経済評論社、2000年)

鐸木實家文書 (寄託)

【解説】横浜屈指の生糸商野沢屋茂木商店の支配人であった鐸木金兵衛とその子柳蔵関係資料。金兵衛が記録した長野・岐阜の生糸荷主を訪問したときの旅日記や、金銭出納記録、書簡などを中心とする。また、野沢屋惣兵衛が勘定所貸付用所宛に出した拝借証文3通がある。
【寄託者】鐸木實
【総数】71点
【年代】1867(慶応3)年〜1924(大正13)年
【閲覧】複製本(Ca5-11.7)
【検索】「鐸木實家所蔵文書目録」
【備考】平野正裕「野沢屋支配人金兵衛の『年頭廻り』(1)」(『ひろば』64・72)

鈴木武助氏旧蔵文書 (寄贈)

【解説】子安浜漁業協同組合長を務めた鈴木武助氏の旧蔵文書。同組合は第二次大戦後の大黒埠頭の建設、扇島・東扇島の埋立により完全転業を余儀なくされたが、鈴木氏は戦後漁村の変わりゆく時代にあって、さまざまな記録を残し、組合が東西興業株式会社と改組されたのちも、高輪出版社編『新しき道のしるべに−東西興業株式会社二十五年史』(東西興業株式会社、1997年)を著すなど、子安浜の漁業・漁村の歴史を残した。本文書は、組合に伝来した文書綴と鈴木氏の記録類などからなる。
【寄贈者】鈴木武助
【総数】19点
【年代】1878(明治11)年〜1993(平成5)年
【閲覧】原資料
【検索】「鈴木武助氏旧蔵文書目録」

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