横浜開港資料館

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キッズページ 文明開化をのぞいてみれば…

E2.水道会社すいどうがいしゃ

うみめんした横浜よこはまでは、ふか井戸いどをほっても、みずにはなりませんでした。横浜よこはま住民じゅうみんは、ちかくのむらからみずはこんでくる水売みずう(1)にたよっていました。水問題みずもんだい解決かいけつのため、明治政府めいじせいふ多摩川たまがわみずを、のパイプをつちなかめて横浜よこはまにひきいれることをおもいつきました。横浜よこはま代表者だいひょうしゃとしての高島嘉右衛門たかしまかえもん石川徳右衛門いしかわとくえもんらと、多摩川たまがわ農業用水のうぎょうようすいとして利用りようしている地元代表じもとだいひょう添田知通そえだともみちは、1871ねん明治めいじねんから工事こうじをはじめて、2年後ねんご完成かんせいさせました。しかしまちなかにきこんだかわみずはすぐにくさってしまって、良好りょうこうみずとはなりませんでした。水問題みずもんだい解決かいけつは、1887ねん明治めいじ20ねん山梨県道志川やまなしけんどうしがわみなもととする、近代水道きんだいすいどう実現じつげんをまたなくてはなりませんでした。

▼クリックすると、拡大画像かくだいがぞうをごらんいただけます。

(1)横浜よこはま水売みずう

横浜の水売り
  • A.波止場・「象の鼻」周辺
  • B.山下居留地
  • C.山手居留地・根岸
  • D.日本人居住区・旧弁天社周辺
  • E.吉田橋・野毛周辺
  • 図版一覧

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