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館報「開港のひろば」バックナンバー


ブロッサム号の航海記

(5) F.W. Beechey, Narrative of a voyage to the Pacific and Beering's Strait. 1831. [M. IV. 11-12]

 イギリス海軍士官、ビーチーはブロッサム号Blossomに乗船して北西航路発見のため1825〜28年、太平洋の測量航海をおこなった。ビーチーはそれまでに北極探検やアフリカ北岸調査に参加した経歴をもつ優秀な測量士官であった。

 1827年、ビーチーは那覇に来航し、自然・習俗・歴史などを調査した。また当時、無人島であった小笠原諸島父島にも入港し、イギリス領であると宣言した。その後、小笠原諸島には数名のアメリカ人が移住し開拓をはじめたが、53年、日本遠征途上のペリーが父島二見港に立ち寄り、貯炭所用地を買収したことから、英米間の問題となった。帰属問題は、76年、明治政府が正式に諸外国に日本の領土であることを宣言し、決着をみた。

 航海記(5)には、アメリカ北西海岸の測量図などとともに、琉球の風景画や各種の調査データなどが掲載されている。

「開港のひろば」第77号
2002(平成14)年7月31日発行

企画展ハイライト
ブロートンの航海記
クルーゼンシュテルンの世界周航記
ライラ号の『朝鮮・琉球航海記』
ベルチャーの航海記
マリナー号の航海記
チャレンジャー号の航海記
展示余話1
ランバート氏のスポーツ写真
展示余話2
ペリーの顔いろいろ
資料よもやま話
地方民権青年の教育履歴
−佐久間権蔵の東京遊学とその蔵書−
閲覧室から
新聞万華鏡(9)
資料館だより




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最終更新日2006年8月20日  Last updated on Aug 20, 2006.
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