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館報「開港のひろば」バックナンバー


企画展
遊楽都市 横濱
−芝居・映画 エトセトラ

「かんかん虫は唄ふ」スチール写真 吉川英治原作・日活作品 昭和6年(1931)財団法人川喜多記念映画文化財団提供


 横浜開港資料館では、平成2年度に「横浜の芝居―明治・大正期の庶民文化―」と題した展示をおこない、平成4年度には『横浜の芝居と劇場―幕末・明治・大正』を刊行しています。芝居は近世以降、庶民娯楽の代表でした。今回の「遊楽都市 横濱―芝居・映画 エトセトラ」は、それらの成果をふまえつつも、横浜近代史を考える上で新しい視点で娯楽をとらえなおしたいと思いました。

 娯楽自体、将棋・囲碁・カルタ・座敷芸などの「する」娯楽から、見る・聴く・体感する、などの「受け手」としての娯楽まで、広範にあります。今回の展示はとくに娯楽を仕掛ける者に焦点をあてました。そのため、私的に楽しむ「する」娯楽はほとんどとりあげていませんし、「する」娯楽の要素があっても、それを「見る」大勢の人々が存在する場合を多くとりあげています。

「開港のひろば」第81号
2003(平成15)年7月30発行

「横浜を楽しむ−祭り・役者・封切館」
展示余話
「地方名望家」ということ
資料よもやま話1
横浜中央電話局を建てた人物
資料よもやま話2
持丸兵輔とその資料
閲覧室から
新聞万華鏡(12)
資料館だより

  娯楽を仕掛ける者は、大小ある娯楽資本(資本といえない段階のものも含めて)であったり、メディアであったり、行政や経済界・諸団体であったりします。彼らは、横浜への「集客」をもくろみ、都市としての横浜を活性化させ、相互に影響しあって横浜の魅力を形成してきました。人々は芝居・映画を観に横浜に来たとしても、伊勢佐木町に展開する商店や、そこに集まる人々の息吹にふれて、劇場・映画館に入るまでにすでに心ときめかせてました。また芝居・映画の余韻も、日常生活から切り離された都市空間から帰るなかで、いよいよ増したものと思われます。

 今回紹介する娯楽の数々は、戦後、生活様式の変化にともなって昔日の勢いを失いました。そして現代人の娯楽は多様化して、見えにくくなっている、というのが実状です。しかし、そのような今日でも、休日となると横浜には実に多くの人出があります。現代の横浜の何が人の心を惹きつけるのでしょうか。都市としての魅力はどのように形成されてきたのでしょう。この課題を考えるのも今回の展示の目的です。

 近代横浜の「集客」をささえた、伊勢佐木・馬車道・弁天通りなどの盛り場・街やウォーターフロントの歴史、また独立した展示展開が可能な音楽の歴史については後日の課題としました。ご諒解いただけたら幸いです。

(平野正裕)





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最終更新日2006年8月20日  Last updated on Aug 20, 2006.
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