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資料館だより
▼企画展示
(1)「地域リーダーの幕末・維新−横浜近代化のにない手たち」11/1〜平成19年1/28
展示レクチャーの開催
企画展示をより深く理解していただくために、展示内容の解説と個々の展示資料について説明します。
◆日時=平成18年11月26日・12月22日・平成19年1月14日、いずれも午後2時から1時間ほど。◆会場=横浜開港資料館・講堂および企画展示室◆講師(企画展示担当)=平野正裕(当館調査研究員)◆希望者は、当日、直接当館講堂へお越し下さい。事前の申し込みは不要です。
(2)「川の町・関内−川と運河と港の風景−」(仮称)平成19年1/31〜4/22
日本有数の国際貿易港を擁する中区・関内は、かつて大岡川を中心に多くの運河がはりめぐらされ、流通の一大拠点として栄えました。戦後、市街地開発の過程で失われてしまった流通機能や水辺の風景を多くの写真や絵はがきなどで振り返ります。
▼寄贈資料
(1)「小泉順子家文書」11件16点(都筑区池辺町 小泉順子氏)
*小泉家は池辺町の旧家で、明治期に神奈川県会議員のひとりとして活躍した小泉太一郎を輩出した。
(2)『ジャパン・ガゼット』1895年4点(豊田市平戸橋町 升本匡彦氏)
*『ジャパン・ガゼット』は、J.R.ブラックが1867年に創刊し、1923年の関東大震災で廃刊するまで、横浜外国人居留地で発行された代表的な新聞のひとつ。
(3)財団法人同潤会斉藤分分譲住宅地関係資料21件および原三渓書1点(神奈川区斉藤分町 田中美枝氏)
*斉藤分分譲住宅は、昭和3年に分譲され、財団法人同潤会が中産階級向け分譲住宅として分譲した住宅のいわばはしり"である。
▼「知られざる横浜の歴史と文芸−石井光太郎とその文庫−」展記念講演会を開催(下記写真)
今年度第2回目の企画展示開催に合わせて、記念講演会を9月17日に開催し、74名の方に参加していただきました。講師の早稲田大学文学学術院教授の雲英(きら)末雄先生には「武蔵・相模の俳諧と石井光太郎文庫俳諧資料」、当館館長の高村直助は「市史編纂と石井さん」と題してそれぞれ話をしていただき、受講者の皆さんは熱心に耳を傾けていました。
臨時休館日等のお知らせ
展示設営及び資料整理のため、次の日は臨時休館させていただきます。なお、毎週月曜日は、通常の休館日となります。
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