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館報「開港のひろば」バックナンバー

「開港のひろば」第99号
2008(平成20)年1月30日発行

表紙画像
企画展
ハマの謎とき−地図でさぐる横浜150年
企画展
二つの謎をさぐる
−開港場建設と居留地整備に関わるエピソード−
展示余話
『実業之横浜』社主石渡道助のこと
新収資料紹介
「ファー・イースト」1巻
新収資料コーナー(7)
ビッドルの名前入り軍扇の発見

資料館だより

▼企画展示

(1)「ハマの謎とき−地図でさぐる横浜150年」
     平成20年1/30(水)〜4/20(日)

  地図の中には横浜が成長していくあり様やその過程で起こった様々なエピソードが秘められています。関内は町名か?中華街はなぜ斜めか?山下町なのになぜ加賀町警察署か?どうしてお台場が消えたのか?などなど、素朴な疑問、謎の中に横浜の成長過程を理解する大切な鍵がひそんでいます。

  今回の展示では、幕末から市域がほぼ確定する昭和10(1935)年頃までの横浜地図を中心に約100点の地図と関連資料を紹介します。地図の中に街の成り立ちに関わる9つの謎の答えを探しながら、近代横浜の姿を探訪していきます。

●展示記念講座のご案内
◆日時=3月7日、14日、21日、28日の金曜日で全4回、いずれも午後2時から4時まで。(開場は1時30分)
◆会場=横浜開港資料館・講堂
◆講師及び演題(開講順)=伊藤泉美(当館調査研究員)「絵地図に見る開港場の建設」、青木祐介(横浜都市発展記念館調査研究員)「都市横浜の基盤づくり−上下水道・ガス・港湾関係地図から」、石崎康子(当館調査研究員)「横浜案内記と地図」、岡田直(横浜都市発展記念館調査研究員)「地形図が語る都市横浜のあゆみ」
◆募集人数=80人
◆受講料=2000円(全4回通し)
◆申し込み方法=往復はがきに住所、氏名、電話番号を記入し2月22日(金)消印有効で下記へ
〒231-0021 横浜市中区日本大通3
横浜開港資料館 講座係(TEL: 045-201-2100)はがき1枚につき1名で、お申し込みください。

*応募多数の場合は抽選となります。

(2)「ハリスと各国外交団」(仮称)
     4/23(水)〜7/27(日)

  今年は、1858(安政5)年に幕府がアメリカをはじめとする欧米各国と通商条約を締結してからちょうど150年となる記念の年です。

  最初の調印国であるアメリカの初代駐日総領事、ハリスの足跡をおい、あわせてハリスとともにその後の初期の対日外交を担った各国外交使節の活動をとりあげ、開港期の外交の諸相を紹介します。

※企画展示のタイトル・期間は変更になる場合があります。

▼寄贈資料

(1)「横浜アマチュア演劇クラブ関係史料」全14件 Leslie Carter氏

▼講演会「開港150周年プレリュード幕末維新の英外交官、アーネスト・サトウと歴史家・萩原延壽(はぎはら・のぶとし)」が開催されました。

講演会風景平成19年12月1日(土)午後2時〜4時に横浜市開港記念会館講堂で杉山伸也(すぎやま・しんや)氏、林望(はやし・のぞむ)氏を講師にお招きして開催されました。約300人にご来場いただき、興味深かった、おもしろかったなどの声が多数聞かれました。写真は当日の様子です。

▼ 臨時休館日等のお知らせ

  展示設営及び資料整理のため、次の日は臨時休館させていただきます。なお、毎週月曜日(2月11日は開館)は、通常の休館日となります。

展示室 2月12日(火)
閲覧室 上記のほか
2月26日(火)から2月29日(金)

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