堤磯右衛門が描いたミシシッピー号 (堤真和氏寄託)

また、(3)「開港」では、5カ国条約の版本と条約を結んだ各国の代表に関する図版を展示しました。さらに東アジアの開港場についても紹介しています。
展示室中央には、開港場横浜の位置関係が分かるように、現在の場所と対照できるような地図を展示しました。
(4)「開港場横浜の賑わい」では、活気あふれる町や外国人居留地の様子を描いた図版、横浜見物に来た武士の記録や、横浜の案内書などを展示しています。
(5)「幕末動乱と横浜」には、日米修好通商条約の批准書交換のためアメリカへ派遣された咸臨丸のコーナーを設けました。
また、新しい試みとして、さわれる展示のコーナーを設置しました。当館には瓦版が約250点、浮世絵が約800点あります。その中から選んだ約20点の図版がファイルになっており、自由に見ることができます。
新しくなった常設展示第一室、ぜひご覧ください。
(上田由美)
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