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閲覧室でご覧になれる資料「海外資料」

【個人資料】

●日本

(1)辰巳一文書

【解説】辰巳一(1857〜1931)は、金沢藩士として明治初年に横須賀製鉄所黌舎に学び、ついでフランス(シェルブール)に留学、帰国後は軍艦「松島」や「厳島」の設計をおこなうなど日本海軍造船史に大きな足跡をのこした。辰巳家に伝わった関係資料の内、おもに横須賀製鉄所黌舎およびフランス留学時代の資料を収集した。同資料は1997年に辰巳芳子氏から東京大学法学部附属近代日本法政史料センター原資料部に寄贈されたが、肖像写真類など資料の一部は現在も辰巳氏の所蔵になる。
【原蔵者】辰巳芳子、東京大学法学部附属近代日本法政史料センター原資料部
【総数】28冊(複製本冊数)
【年代】〔1870〜1922年〕
【閲覧】複製本(文書42)
【検索】「辰巳一文書目録」(文書42−0)
【備考】『辰巳一関係文書目録』(『近代立法過程研究会収集文書 第93号』東京大学法学部附属近代日本法政史料センター、1998年)、中武香奈美「新収史料 辰巳一文書」(『ひろば』62)

(2)武田家旧蔵アーネスト・サトウ関係資料

【解説】サトウの妻、武田兼(?〜1932)の家に伝来した約2,200点のサトウ関係資料である。資料は、サトウ・兼・栄太郎(長男)・久吉(次男)・武田家全般の5つに大別し、さらに資料の内容と形態にしたがって細分化した。サトウから兼および久吉宛て発信書簡141件、サトウと兼が住んだ上高輪町、飯田町、富士見町の地所・家屋に関する幕末期からの書類や図面などを含む。資料の公開は原則として複製でおこなうため、複製化作業が終了した分から、順次『紀要』に目録を掲載し公開している。
【総数】30冊(複製本冊数、平成19年3月時点、継続中)
【年代】19世紀半ば〜20世紀
【閲覧】複製本(文書95)
【検索】「武田家旧蔵アーネスト・サトウ関係資料閲覧用目録」
【備考】萩原延壽『遠い崖―アーネスト・サトウ日記抄 1−14巻』(朝日新聞社、1998〜2001年)、吉良良恵「解説 アーネスト・サトウが遺したもの」ほか(『図説アーネスト・サトウ―幕末維新のイギリス外交官』有隣堂、2001年)、中武香奈美「武田家旧蔵アーネスト・サトウ関係資料目録(1)・(2)・(3)」(『紀要』21・22・24)


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