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【個人資料】

●フランス

(1)ルイ・クレットマン・コレクション(Collection Louis Kreitmann)中の日本関係写真

【解説】ルイ・クレットマン(1851-1914)は、1876(明治9)年2月、フランスの第2次軍事顧問団の一員として来日した工兵中尉である。陸軍士官学校で築城学や地形学などを教え、約2年間の滞日後、1878(明治11)年5月に帰国した。同コレクションは、書簡・日記・写真アルバム・軍事関係翻訳書などで構成されるが、この内、写真アルバムNo.1とNo.2に収められている日本関係写真、約600点を複写し、当館で公開している。これらの写真は、ルイ・クレットマンが陸軍士官学校で教えるかたわら、東京や横浜はもちろんのこと、箱根・大阪・京都・神戸・千葉など日本各地を旅行した際に、購入あるいは自ら撮影し、持ち帰ったものである。明治10年前後の日本各地の風景・風俗がとらえられている。
【原蔵者】クレットマン家所蔵、コレージュ・ド・フランス日本学高等研究所L'Institut des Hautes Etudes Japonaises du College de France保管
【総数】1冊(複製本冊数)
【年代】1876〜1878年
【閲覧】複製本(文書86−1)
【検索】カード目録
【備考】清水智子「在マルセイユ日本関係史料調査報告―ルイ・クレットマン『二年間の日本滞在 一八七六―一八七八』を中心に」(『紀要』17)、平成11年度第4回企画展示「フランス士官が見た明治のニッポン」展示資料目録、中武香奈美「L.クレットマン・コレクションの写真アルバムから」(『ひろば』67)、中武香奈美「フランス士官が見た明治のニッポン―L.クレットマン・コレクションから」(『ひろば』68)、「青い眼が見たジャポン―フランス人軍事顧問・L.クレットマン・コレクションから」(『アサヒグラフ』2000年2月25日号)


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