横浜開港資料館

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展示室2 展示物案内

19.新港埠頭

[見学のポイント]
 貿易量増大のため、第2期の工事により鉄道・倉庫・クレーンなどの設備を備えた、日本最初の繋船岸壁を持つ、新港埠頭がつくられたことが分かる。

展示物写真展示場所

新港埠頭

港湾近代化のための第1期築港工事は、明治29年(1896)に竣工した。しかし貿易量の増大に伴う繋船設備の不足や、税関構内の貨物の収容や輸送が問題となった。そこで費用を政府と横浜市が分担し、明治32年から大正6年かけて第2期築港工事が行われた。この工事の中心として造られた新港埠頭は、鉄道・倉庫・クレーンなどの設備を備え、日本で最初の繋船岸壁を持つ埠頭となった。

[写真]
新港埠頭完成予想図

 

[写真]
岸壁に繋留される
地洋丸と荷役用設備

新港埠頭の建設に伴い、繋船岸壁のほかにも上屋・鉄道・道路などの陸上設備も整備された。2棟の保税倉庫、通称赤レンガ倉庫もこの時建てられたものである。

 

[模型]横浜港模型
大正6年(1917)、第2期築港工事完成当時のもの。

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