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展示室1 展示物案内
12.瓦版
[見学のポイント]
開港当時の人々が、開港などのできごとを瓦版で、外国人の生活の様子の情報などを浮世絵などで得ていたことが分かる。


瓦版と浮世絵 |
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瓦版 江戸時代には、都市民衆の手で木版印刷技術に基づく出版文化が成立し、さまざまな印刷物が製作された。瓦版と呼ばれるものはおもに時事報道を目的とするもので、17世紀後半には存在しており幕末の黒船渡来以降大量に出版されるようになる。 当館では、黒船渡来や横浜開港を報じたものを中心に約250点収蔵している。 |
[絵図] |
開港半年程前の安政6年(1858)初めに発行されたもの。したがって長崎版画に描かれたオランダ船を参考にした想像図となっている。 |
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横浜浮世絵 浮世絵は、都市民衆にとって関心の対象となった社会(=浮世)の諸事象を描いた絵。木版印刷技術と結びつき、多数の色を重ねる錦絵が生まれて江戸時代の代表的な大衆芸術の一つとなった。開港時には、横浜の町並や外国人の風俗を取り上げた「横浜浮世絵」が大量に製作された 当館ではこれら横浜浮世や明治初期の「開化絵」を中心に、約800点収蔵している。 |
[絵図] |
西波止場の前、おもいおもいに休日を楽しむ各国の人々を描く。波止場の先端にあるのは案内灯。 |
[複製] |
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