横浜開港資料館

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展示室1 展示物案内

11.開港場の全景を示す「御開港横浜之全図」

[見学のポイント]
 開港場の全景を表す絵図によって、開港当時の港の様子や大まかな地形、周辺の街の様子が分かる。

展示物写真展示場所

[絵図]
開港場の全景を示す「御開港横浜之全図」

[絵図]
開港場の全景を示す「御開港横浜之全図」

左下生麦村から東海道を通り、奉行所のある野毛山を越えて、横浜へ至る経路を添えた案内絵図。万延元年(1860)に刊行された初編に対する増補再刻版。慶応元年(1865)夏以降、翌2年10月の大火以前の刊行と推測される。

[絵図]
谷戸坂周辺

左手は英仏駐屯軍キャンプ。現在のフランス山から港の見える丘公園あたり。

右下は増徳院と元町の家並みの一部。その上が外国人墓地。

[絵図]
西波止場周辺

左手の突堤は外国貿易用。現在の大桟橋入口のあたり。その右の運上所(御運上屋敷)は現在の税関に相当する役所。

左手の区画が現在開港資料館のあるあたり。ここから左手が外国人居留地。

[絵図]
吉田橋周辺

橋のたもとに関門番所が描かれている。ここで不審人物の出入りをチェックした。ここから関門の内側、開港場の中心部を関内(かんない)、外側を関外という呼称が生まれた。

[絵図]
神奈川宿台町周辺

右手に本覚寺(アメリカ領事館)と洲崎神社、左手は横浜への渡船場。山向こうに浄滝寺(イギリス領事館)、慶運寺(フランス領事館)、成仏寺(宣教師ヘボンらの住居)があった。

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