横浜開港資料館

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展示室1 展示物案内

9.開港

[見学のポイント]
 日米修好通商条約などの締結に活躍したハリス(アメリカ)の活動の様子や、欧米各国の代表と結んだ条約のことが分かる。

展示物写真展示場所

開港

日米和親条約により、日本の開国に成功したアメリカは、つづいて日本の港を開いて貿易を行うため、通商条約の締結をめざした。駐日総領事ハリスは長い交渉の末、安政5年(1858)6月、幕府と日米修好通商条約を締結した。

この条約により日本は函館・新潟・横浜・神戸・長崎の5港を開港くことになり、函館・横浜・長崎が先に開港した。幕府は同年中にオランダ・ロシア・イギリス・フランスの各国とも通商条約を結び、日本と諸外国との貿易が始まった。

[写真]
ハリス

安政3年(1856)7月、初代アメリカ総領事として下田に赴任。日米修好通商条約の交渉にあたり、安政5年(1858)6月、江戸湾内金沢沖のポーハタン号上で条約に調印した。

[絵図] 玉泉寺

初代アメリカ総領事館が置かれた下田の寺。柿崎村(現 下田市柿崎)に所在。この絵はハリスの通訳、ヒュースケンのスケッチ

[絵図] 江戸城に登城するハリス一行

安政4年(1857)10月、ハリスが将軍家定に謁見するために江戸城中の大広間に向かうところ。

案内役の大目付、下田奉行の後に、ハリスと国書を持つヒューケンが続く。

[写真]
グロ男爵(フランス)

[写真]
エルギン卿(イギリス)

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プチャーチン(ロシア)

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トンケルクルチウス(オランダ)

[絵図]
全権委任状を交換する日英両国代表

[写真]
日米修好通商条約の交渉にあたった幕府代表団

[複製]
五カ国と結んだ通商条約と税制

佛蘭西國條約並税則(全)

英吉利國條約並税則(全)

露西亞國條約並税則(全)

阿蘭陀國條約並税則(全)

神奈川開港の條約文

五國條約書

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