横浜開港資料館

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展示室1 展示物案内

6.開国・ペリー来航①

[見学のポイント]
 黒船が来航し、開国・開港交渉のため横浜に上陸したペリー提督や将兵の様子が分かる。

展示物写真展示場所

開国・ペリー来航

アメリカは太平洋横断航路の確立、石炭の確保、自国の漂流民や捕鯨船の保護などの目的で、開国の使者としてペリーを日本へ派遣した。ペリーは嘉永6年(1853)6月、4隻の軍艦を率いて浦賀沖に現れ、アメリカ合衆国大統領の国書を幕府に提出した。そして、翌安政元年(1854)1月、7隻の軍艦を率いて江戸湾内の金沢沖に再び来航した。幕府は横浜に応接所を急造し、3月に日米和親条約を締結した。

[写真]
ペリーの日本遠征を伝える「絵入りロンドンニュース」

大規模なペリー艦隊の出航にイギリスは強い関心をよせた。紙上には艦隊の構成が詳細に述べられ、日本の開国を求めるアメリカの世論が報じられている。

[絵図]
ペリー提督・将兵の横浜上陸図

安政5年(1854)2月、ペリーは約500人の武装水兵を率いて横浜に上陸し、画面左手の横浜応接所で第1回日米会談が行われた。右端は水神社の祠。背後の大木が当館中庭に繁るたまくすの木の前身と伝えられる。

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